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僕の夜、君の朝

おはよう、もしくはこんにちわ。

 

君のブログを読んで最初に思った曲はまさかの童貞ソー・ヤングだったよ。ゴイステの。遡ること18年、発売当時は2002年6月。僕たちが17歳の頃だね。先にやりよったという感覚とは少し違うかもだけど僕が思い出したこと書いていくね。

 

その曲を聴く2002年の6月までの僕も、ある程度の音楽は聴いてたと思うんだよ。自分なりに好きなバンドがいるくらいには聴いてたと思う。その当時は何も思ってなかったけど、それはいま思えばよく言う消費側としてだったと思うんだよね。そうだね、間違いない。

 

当時、童貞ソー・ヤングを聴いて妙に思ったことが、あっもう自分は童貞だった頃に見てたものが見れなくなったんだなという事だったんだよね。想像の世界でしかなかった裸とか、それこそ感触とか知る由もなかった。知らないから想像力で補ってたことを知っちゃうと、それ以上にはならないっていうかね。なんかそういう、喜びよりも妙な寂しさみたいなものをあの曲で考えたなということを思い出したよ。そんなこと歌った曲ちゃうのに、曲を聴いて自分の気持ちに思いを馳せた初めての経験だね。

 

そこから、自分の中にグツグツと自分もそんな曲を作ってみたいっていう作りたい側の気持ちが湧いてきたんだよね。ギターも弾けないのに。そうこうしてなぜか先輩のバンドに忍びこんでバンドをするようになるって話だね。しかもきっかけになったバンドとは全然違う音楽性で。なんでやねん。

 

つまり自分は音楽をしてみたかった。けど恥ずかしいとか、無理かもとかそんなことを言い訳に誰にも言えずにいた感情をあの曲を聴いて憧れて飛び出した、そんなことだね。いや、なんの話やねん。全然違う話やん、君の先にやりよったどこにいったねん。

 

あれから18年、元気に今も生きているって話やっけ?違うな。さっきビール飲んだから意味わからんようになってきた。ただ、久々にその曲を聴いたけど、もはやそんな感情も頭では覚えてるけど、別にドキドキもしない。妙な寂しさだね。風化だね。

 

でも、今回の君のブログを読んでなんかときめいちゃったよ。ときメモだよ。僕は君とこんな話をしたかったのかも知れないとまで思ったよ。何かを創作するという過程で起こる考え方や悩み、またそれを超えて生み出した感動的なものを一緒に味わう相手が君とかやっぱり最高だよね。

 

偶然思ってたんだけど、自分が特別記憶している音楽とか映画とかドラマとか、二十歳の頃のやつがほぼなんだよね。その当時たまたま良いものが多かったのか、時間があったからか、はたまた感受性の問題かわからないけど、間違いないんだよね。でもまだまだ感受性、男性ホルモン受信していきたいよね。

 

なんか取り止めもないこと書いちゃったけど、君が去年の7月に書いてくれたブログを君にお返ししてみようと思うよ。

 

ここから↓

 

音楽にしろ、デザインにしろ脚本にしろ、自分が創作するっていうのはどんな感覚なんだろうと思ったりします。僕には全く経験がないことだから想像もつかないんだけど。ただ、音楽とかデザインとか物語を書くこととか、どんなど素人にも出来ることではあると思うんだ。どんなに下手くそでもやってみるだけなら可能だもんね。でも、普通は、やろうともしないんだよね。だから、その道を本気で志して実際にチャレンジしてみるってだけでとんでもなくすごい事だし、何かしらの才能があるんだと思うんだ。君がいつか言ってたけど、僕に限って言えば、音楽や物語は提供されるものを聞いたり読んだりする消費側だよ。君はきっと違う。創作したものを供給する側だよ間違いなく。ベタだけど、信じて登れば今よりいい景色が絶対に見られるよきっと。

 

何年後か先にどこまで行けたか話そうよ。

 

どう? この1年後には君が歌詞を書いて僕が曲を作っているっていう、どうよこれ。ど素人万歳だね。また語りあって作りたいね。とりあえず深夜のテンションで失礼しました、おやすみなさい。

post : yo

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