MFの友だち
ときめきって聞くとメモリアルしか浮かばないよね。それ以外にあるのかこの世に。ないんちゃうんか。君の一年書いてくれてありがとう。書くのは遅くなっちゃったけど、すぐに読んだよ。君の更新の通知が来る仕組みも欲しいよね。いや、いらんな。開いた時のときめきがないもんな。あ、ときめきって使っちゃったよ。
僕は最近何にときめいてるだろう。強いていうなら美味しいものを食べる事だろうか。そんな風に見つめ直すと僕はわりと自由に時間を使ってるのかもと思ったんだ。映画観たり、お酒飲んだり、服を買いに行ったりとかは思いついた時にすぐにしてる、というか逆にしたいと思ったら我慢できないから頻繁にするとときめきにはならないんだよね。会社員時代もよく仮病で休んで一日中お酒飲んで映画観てたよ。社会人の秩序みたいなものは生粋のニートを前にしたら、使い古したパンティーみたいなもんだからね。は?
スターウォーズ観に行くとかいいじゃない。ゲーム買ったり、なんか懐かしい時間の過ごし方をしたりするのも気分転換になりそうだね。季節の変わり目の匂いがなんとなく、あの頃を思い出すみたいなもんで、懐かしい時間がまた活力をくれるかも知れないよね。
君のブログを読んでまた小言がうるさい僕になっちゃうのは嫌だけど、僕が心掛けている事を書きたいなと思ったんだ。君の職場の人とか親と伝わらない分かり合えないって言葉が少しさみしいなって思ったから書いてみるね。
ちなみに僕の今の仕事をざっくり流れで言うと、
1. 相手の作りたいものの依頼を受ける
2. 僕なりに考えてデザインする
3. 相手にそのデザインの意図を説明をする
っていう流れなんだけど、今までは3のどう説明するかが大事だと思ってたんだよね。
でも、個人でやりはじめて特に相手の社長の苦悩みたいなものとか、社員との関係性とか色々な相談とかを聞いたりしてると、結局1よりも前のなんでそれを作ろうと思ったのかって言う所の理解が全てだなと思うんだよね。
この人はどんな事を考えて、今この発言をしてるんだろう、どんな経緯でこんな考え方になったんだろう、みたいなね。そこに至るまでの経緯とかまで理解する事でやりたいことがより明確になるよね。そうなるとデザインする方向性も物も、時には金額までもが全て見えるなと思うんだよ。つまり分かり合えるってことだよね。そうなるといい仕事になるなって思うんだよね。
結局何が言いたいかって言うと、君はもしかすると職場の人とか親にもなんだけど、そんな人たちに自分の考えを伝えようが勝ってないかなと思ったんだよね。もしかして「わかって欲しい!」 「僕はこんな風に思ってる」って自分の意見を言ってないかなってふっと思ったんだ。
もちろん立場上、君は発信する側であることに間違いはないんだけど、例えば、君とは違う意見が出た時「僕とは意見が違う!わかってもらえない。いや小さすぎて文字が見えなぁい!」って反応ではなくて、なんでこの人は自分とは意見が違うんだろう? どんな経緯でその考えに至ってるんだろう? みたいな想像を膨らませてみるのも一つじゃないかなと思うんだ。例えば大した意見じゃなくても、批判だけであっても、なんでこの人はこんな考え方なんだろうとか、何に不満があるんだろう、みたいなね。そこまで考えて遡って話をしても理解ができないし、してもらえないのなら縁がないってことなんだと思うよ。
きっとみんな君の敵ではなくて、味方だと思うよ。でも味方になるにしても、納得してついて行きたいもんだよね。仮に今ついてこようとしてくれている人も、根本の理解がないといずれそっぽを向いちゃうと思うんだ。根っこの部分で分かり合えてないと、いつかしんどい時とか一番必要な時に離れていくと思うんだ。一緒に働いてる人って時には面倒だけど、必要な時は君を支えてくれる存在にもなり得ると思うんだ。君もよくわかってるだろうけどね。
君のやりたい事、もちろん僕は応援してるし、していこうと思ってるんだけど、あくまで仕事だけで言うと外から応援するしかないんだよね。だから中に味方を作って、その結束をより強固にしていくにも、君の考えをきちんと伝えて、理解してもらえないなら理由を考えて、また伝え直して、そんな風に全体のチューニングを君のヘルツに合わせながら進んでいければいいのにな、と思ったって話だよ。でもきっと難しいよね。長いしおまけに外からだから簡単に偉そうに言ってごめんねごめんね。僕だけは君がどんな立場になっても、応援と苦言を欠かさないミラクルフレンドだから許してね。
ちなみに今日はスーパーに行ったら偶然君の大学時代の車屋さんの親友に会ったよ。少しだけ2人で立ち話をしたんだけど元気そうで、懐かしかったよ。君の繋がりから少し懐かしい時間をもらえてよかったよ。