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同じ方向

サンドイッチじゃなくて、サンドウィッチだみたいな曲あったよね。バンドしてた頃に聴いた記憶があるよ。どのバンドだったかな。この前君があの頃の僕の歌詞若いよねって言ってたけど、思い返せば作った当時は18歳とか19歳だったんだなと思ってね。帰り道思い出して恥ずかしくなったよ。作ったものを残すってある意味恐怖だよね。

 

こうして何日間か君とやり取りしてるとね、少し似たようなことを思ってるんだなと感じるね。出来事や感じたことを報告しあって、ここでは確かに同じ方向を向いている。高校時代、教室で同じものを見て、どう感じたかを帰り道で話したり、夏休みほぼ毎日遊んでた大学時代の思い出話をしたり、コンビニで偶然会った同級生の話をしたり、同じ体験や同じものを見てるとやっぱりわかりやすくあったよね一緒に生きている感覚。それが例えテレビを一緒に見るだけでもね。

 

もしも、今一緒に住んでる人に不幸があったとしたら。君の言うように確かに思いを馳せるのがやさしさかも知れない。ただ僕が思うのは決して何かを言ったり、伝えたりしようとしない、ということかなとも思うんだ。何かを人に伝えようとか、響かせようとした瞬間から発している言葉って自分に言ってる気がする時があるんだよね。何というか言ってるうちに自分が酔ってくるんだよね、自分の言葉に。きっと説教なんてそれの最たるもんだよね。正しいことを言っているという自負がそうさせるのかな。悲しんでる君に大丈夫?きっと幸せだったと思うよ。とか死んでも言いたくないもんね。ただただ君が一人になりたくない時はずっとそばにいる。君以外の、例えば仕事とかそんなものは全て投げ出してでもそばにいる。それくらいしかできないよな、とも思うよね。

 

確かにずっと一緒にはいないんだけど、そばにいて欲しい時にいてくれる。何かを言って欲しいわけじゃない。ただ自分が徐々に吐露する言葉に頷いてくれるだけでも心が軽くなるってことあると思うんだよね。僕が夫婦として駄目になったことを伝えたあの公園での君なんてまさに僕にとってそんな存在だったよ。君はまだ結婚してないから夫婦のことはわからへんって言ってたけど、まさにそれだよね。聞いてくれる優しさが、一人じゃないんだって救われたんだよね。なんかまさに今何かを伝えようとしている自分がここにいるよね。少し長く生きてくると経験もあったりで何かを伝えたくなっちゃうよね。自分の経験を軸に語る大人にはなりたくない。これが自分に酔うゆうやっちゃな。橋下ーっ、大阪頼むどー!

 

本ありがとう、嬉しいよ。なんちゃらエックスみたいなやつ読みたいな。僕も何かおすすめの本を選んでみるよ。最近は小説買ってないから古いやつになっちゃうけど。

post : yo

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